「アートウィーク東京」が開催中! AWTアンバサダーは、俳優・鈴木京香
世界最高峰のアートフェア「アートバーゼル」と提携し、日本の現代アートの創造性と多様性、またそのコミュニティを国内外に紹介する国際的なアートイベント「アートウィーク東京(AWT)」が、2022年11月3日(木)〜6日(日)の4日間にわたって開催中だ。
東京の現代アートを牽引する美術館やギャラリーなど都内各地に広がる50以上のアートスペースを結びつける「アートウィーク東京」。
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開幕前の10月には「アートウィーク東京記者発表会」が開かれ、テープカットのセレモニーや関係者の挨拶、AWTアンバサダーに就任した鈴木京香によるトークセッションが行われた。鈴木さんは、国内外の様々な展覧会やアートフェアに足を運び、自身でも美術作品をコレクションするなど、熱心なアートファンとして知られている。
「私にとってアートは表現する際の1つのヒントにもなる、インスピレーションの源。 アートウィーク東京をきっかけに大好きな東京の街が現代アートで盛り上がってほしい」と アートへの愛を語った。
鈴木京香(AWTアンバサダー/俳優)
(以下、トークセッションより抜粋)
大好きで大変興味のあるアートということで、僭越ではありますが、 アンバサダーに就任させていただきました。日本の現代アートのことを国内外のアートラバーの皆さんに少しでも広めるお手伝いができたらと思っております。
海外のアートイベントに出掛けると、ギャラリー巡りの先々で大人達が作品の感想を楽しげに話している姿を見かけ、素敵だなと感じます。私たちの街東京が、アートを介して益々華やかに活気付いて行きますよう、微力ながらお手伝いをさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
高校時代は美術部に所属し、学生時代から美術館やギャラリーで時間を過ごすのが好きでした。その楽しみのようなものが広がるといいな、と願います。
アートギャラリーは敷居が高いように思われがちなので、今回のような素晴らしい祭典を機会に、新しい場所に一歩踏み込んでいただく機会になればいいな、という思いがあります。
いろいろな経験をして、アートがますます好きになったというのが実感です。作品を目の当たりにして、感じたり、気付いたり、考えることで様々なヒントに繋がり、表現する際の1つのヒントにもなることもあります。
(自身にとってアートとは何か、の問いに)美術館やギャラリーで、良い時間を本当に過ごせたなあ、新しいものを知ることができた、と好きなだけではなくアートにいつも感謝しています。
そして、インスピレーションの源です。美術館やギャラリーでアートに刺激を受けることが多くあります。こんなに良い機会はなかなか無いと思うので、芸術を感じながら、秋に浸ってほしい。ぜひ皆様にいいアートとの出会いがありますようにと思っています。
6つのルートを巡回する「AWT BUS」や無料の公式アプリ
6つのルートを巡回する「AWT BUS」の運行、様々なサービスや機能を搭載した無料の公式アプリ「AWT PASS」、日本の現代アートの美術史的文脈やエコシステムに焦点をあてたオンライントークシリーズなど、多角的なアプローチを通じて、東京の「いま」をアートで感じる特別な4日間を体験できる。
<参加施設の展示風景>
資生堂ギャラリー
<Information>
アートウィーク東京 (Art Week Tokyo)
会 期 : 2022年11月3日(木・祝)~11月6日(日)
会 場 : 都内 51 箇所の美術館/インスティテューションとギャラリー、AWT BAR、ビデオプログラムスペース等
主 催 : 一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム
提 携 : Art Basel(アートバーゼル)
パートナー : SMBC グループ/The Okura Tokyo/ルイナール/On
参加美術館等 : 10軒
参加ギャラリー : 41軒
アートウィーク東京モビールプロジェクト
主催:東京都/アートウィーク東京モビールプロジェクト実行委員会
助成:文化庁 令和4年度文化庁優れた現代美術の国際発信促進事業
公式URL:https://www.artweektokyo.com/
EXHIBITIONS
https://www.artweektokyo.com/venues/
text by 鈴木陽子(Yoko Suzuki)
CS放送舞台専門局、YSL BEAUTY、カルチャー系雑誌ラグジュアリーメディアのマネージングエディターを経て、エンタテインメント・ザファースト代表・STARRing MAGAZINE編集長。25ヶ国70都市以上を取材、アーティスト100人以上にインタビュー。