光のアート作品「光り織」、四季の移ろいを襲色目で表現する「ザ ロイヤルパークホテル 京都三条」のエントランスアプローチ
「ザ ロイヤルパークホテル 京都三条」のゲストを愉しませる光のアート「光り織」は、開業12周年に向けてエントランス・ロビーの改装が完了したタイミングで今年4月に公開された。この作品は、京都の四季や自然と共に旅するゲストに、美しい光の世界を体感してもらうために作られた、特別なアート作品だ。
「光り織」は、京都市在住の美術家・高橋匡太(たかはし きょうた)氏が手がけた作品で、エントランスアプローチの壁面に作品を表現。光の加減によって、様々な色合いや表情を見せる光の美しさは、京都の美しい自然や四季を感じさせる。
プレミアムフロアもリニューアル
「ザ ロイヤルパークホテル 京都三条」は、スタンダートフロアの一部とスイートルームを含むプレミアムフロアの計94室をリニューアル。「想いを継いで、よみがえる」をテーマに、絨毯や壁紙などを中心に改装された。
京都市立芸術大学とコラボレーションした、2つのコンセプトルーム
また、京都市立芸術大学の学生グループとコラボレーションした2つのコンセプトルームが新しく登場した。
環境デザイン専攻の学生グループが手がけたオリジナルのデザインは、自然環境を色合いや光の反射に取り入れ、学生たちの新たな視点で京都の伝統文化や美意識を取り入れた「新しい角度から見た京都」を表現している。
コンセプトルーム「Myakumyaku」
~物語を紡ぐ、ここにしかない宿泊体験~
伝統と文化を様々な形で現代へと受け継いできた京都三条の町には、長い歴史と多くの物語がある。客室を「脈々と継承されてきた文化」が連なる商店街の街並みで表現し、時を超えて紡がれてきた京都の美や魅力に思いを馳せるとともに、物語の新たなワンシーンをつくることができる客室だ。
コンセプトルーム「ウラキョウトへの誘い」
~街と宿泊の体験を繋ぐ、京都の奥に潜む表情~
伝統的な街並み、庭園や寺院を京都のオモテの表情と定義するならば、ウラの表情は実体験の奥に潜む非身体的な情景。旅の体験を反射して彩る光に見立てた客室では、オモテとウラの体験がデジャヴのように呼応し、より深みをもって記憶される旅となることを唯一無二の体験として表現している。
*画像はすべてイメージ
「京都洋食 ムッシュいとう」の朝食
ホテルには「京都洋食 ムッシュいとう」というレストランがあり、西洋料理の技法に“和”のテイストを加えた洋食を提供している。宿泊者向けの約70種類から選べる和洋朝食ブッフェは、地元の素材を使った京都らしいメニューが用意されている。
京都の素材を活かしたメニューが豊富だ。湯豆腐や湯葉、「西利」の京漬物、焼き魚、あんこや抹茶などのトッピングで食べる焼き麩のスイーツもある。
ロビーアート
改装後のロビーには、ユニークなアート作品の展示もある。
アート・工芸作品のプラットフォーム、「B-OWND(ビーオウンド)」プロデュースによるホテルのアートギャラリーが新たに常設された。京都で活躍するアーティストの作品を中心に、日本の美を表現するアートとしての工芸作品を展示する。二次元バーコードから解説ページへアクセスでき、ホテルの思いや、アーティスト・作品についてより深く知ることができる。
<Information>
ザ ロイヤルパークホテル 京都三条
https://www.royalparkhotels.co.jp/the/kyotosanjo/
京都市中京区中島町74(地下鉄東西線「京都市役所前」駅 徒歩約3分)
予約・問合せ TEL:075-241-1111
text by STARRing MAGAZINE編集部