映画『ルー、パリで生まれた猫』 猫の目線で眺めるフランス!

自由で好奇心いっぱいの猫・ルーとの絆を通して、大人への階段を上っていく少女の姿が瑞々しく描かれるフランス映画が劇場公開される。

パリで暮らす10歳の少女クレムが屋根裏で見つけたのは、生まれたばかりのキジトラの子猫。両親の不仲に心を痛めるクレムにとって、ルーと名付けた猫との生活は心安らぐ時間となっていった。

猫の目線で眺める、パリの街並みやアパルトマンが映し出される。夏には、森の別荘へ。初めての未知なる自然に、ルーは走り出す。そこで、白猫と出会う。

クレムは、家族との楽しかった日々に戻りたいのに、時は過ぎていく。ある日、森の別荘へ最後の滞在に訪れるクレムとルー。そして、一足早く大人になったルーの成長した姿を見て、クレムは生涯の記憶に残る大切な決断をし、自ら人生の一歩を踏み出す。

ルー役をメインで演じたキジネコは、生後2か月の子猫の時期に撮影現場に入り、監督たちと一緒に過ごして現場で成長していったそうだ。

パリの屋根裏でクレムに見つけられた、子猫ルー

人間の子どもと同じで色々試しながら成長し、イタズラもする

フランス東部のヴォージュ山脈を舞台に物語が展開し、冬の光をドラマに活かした実在の景色も魅力的な映画だ。

森で犬と暮らすマドレーヌは自然の豊かさも厳しさも知る“芸術家”、クレムの人生にヒントを与える

白猫にも、山の自然にも惹かれるルー

感謝を忘れず大人の一歩を踏み出すクレムとルー

<Information>

『ルー、パリで生まれた猫』
9/29(金)新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座他全国順次ロードショー

公式サイト:https://gaga.ne.jp/parisnekorrou/

© 2023 MC4–ORANGE STUDIO–JMH & FILO Films

 

text by STARRing MAGAZINE 編集部

 

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