「モードの帝王」没後日本で初の大回顧展開催! 「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」
イヴ・サンローランはクリスチャン・ディオールの急死をうけ、1958年にディオールの デザイナーとして鮮烈なデビューを飾る。1962年からは自身のブランド「イヴ・サンローラン」を発表。それ以来、2002年の引退まで約半世紀にわたって世界のファッションシーンをリードし、サファリ・ルックやパンツスーツ、ピーコート、トレンチコートといったアイテムを定着させるなど、女性たちのワードローブに変革をもたらした。
本展はイヴ・サンローラン美術館パリの全面協力を得て、没後日本で初めて開催される大 回顧展。わずか21歳で衝撃的なデビューを果たしてから、自身のブランドとして初のコレクションを成功させ、美術作品や舞台芸術、そして日本にも影響を受けながら独自のスタイルを確立するまでの40年にわたる歴史を、ルック110体のほか、アクセサリー、ドローイング 、写真を含む約300点によって、12章構成で余すところなく紹介する。20世紀後半における偉大な才能であるイヴ・サンローランから生み出される、唯一無二で、豪華絢爛な美の世界を間近で堪能できる貴重な機会となる。
展覧会の見どころ
現代にまで続く女性の普遍的なスタイル
日本初公開のドレスなど、約300点を一挙公開
芸術作品から着想を得たスタイルの確立
イヴ・サンローラン美術館パリ
オートクチュールメゾンの閉鎖から15年後の2017年7月に「ミュゼ・ド・フランス」* に指定され、同年10月に開館。1974年から2002年までの約30年間イヴ・サンローランがコレクションをデザインしてきたパリ、マルソー大通り5番地に位置する。約450平方メートルのスペースで、回顧展やテーマ別の企画展を随時開催し、ピエール・ベルジェ・イヴ・サンローラン財団の豊かでユニークなコレクションを紹介している。
*2002年1月4日付の法律に基づき、国によって承認され優先的に支援を受ける美術館を指す。2023年現在、フランス各地の1220余りの美術館が指定されている。
<Information>
イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
Yves Saint Laurent, Across the Style
会場:国立新美術館 企画展示室1E(東京・六本木)
開催期間:2023年9月20日(水)〜2023年12月11日(月)
詳細・最新情報については、公式ホームページまで
【イヴ・サンローラン展|公式サイト】
https://ysl2023.jp
text by STARRing MAGAZINE 編集部