世界で一番美しい帆船アメリゴ・ヴェスプッチ号が 東京初入港！ イタリアの伝統と文化を体験できる「ヴィラッジョ・イタリア」
イタリアの世界一美しい帆船「アメリゴ・ヴェスプッチ号」は、イタリアの歴史と文化の発信と日本との交流を目的に、8月25日から8月30日まで東京国際クルーズターミナルに東京初入港。2023年7月から世界 31カ国を航海するワールドツアーを開始した「アメリゴ・ヴェスプッチ号」は、これまでに米国・ロサンゼルスをはじめ16カ国に寄港し、日本は17カ国目の寄港先となった。
東京初上陸に伴い、8月26日16時より8月30日16時までの5日間限定で、同ターミナルでイタリアの歴史や文化を無料で体験できる「ヴィラッジョ・イタリア」を開催中だ。
「アメリゴ・ヴェスプッチ号」の乗船体験をはじめ、イタリアの伝統的な降旗パフォーマンス、イタリアのグルメやワイン、ヴェネツィア国際映画祭によってキュレーションされた映画作品の上映、イタリア海軍バンドやイタリア出身アーティストによる生演奏、イタリアの最先端ビジネス・テクノロジー・デザインにまつわる展示やセミナーの開催など、イタリア文化の発展や変遷を学びながら体験できるさまざまなコンテンツが愉しめる。イタリアオペラの後進育成や普及活動を推進する、世界的指揮者のマエストロ、リッカルド・ムーティが率いるイタリア・オペラ・アカデミー所属の音楽家による弦楽四重奏の演奏会や、ミラノのラ・スカラ音楽院による演奏会なども予定されている。
初日の8月26日には、オープニング セレモニーが開催された。イタリア海軍バンドの演奏、両国の国家斉唱、駐日イタリア大使から始まる登壇者のゲストスピーチ、乗船セレモニー、リボンカッティングが執り行われた。
イタリア防衛大臣グイード・クロセット氏・三宅伸吾防衛大臣政務官らによるテープカット
初日8月26日 撮影：STARRing MAGAZINE
オープニング セレモニーには、船長ジュゼッペ・ライ大尉も登壇。「アメリゴ・ヴェスプッチ号」 への乗船体験では、美しい内部を見ることができる。「ヴィラッジョ・イタリア」では、オリンピック聖火トーチの展示、没入型スクリーンで体験する「ディバイン・イマーシブ・エクセレンス」などのコンテンツも愉しめる。
アメリゴ・ヴェスプッチ号 「アメリゴ・ヴェスプッチ号」は 1930年5月12日に造船が起工され、1931年2月22日に完成したイタリア海軍の練習帆船。その美しい船体は世界で最も美しい帆船の一つとして知られ、新大陸「アメリカ」を発見したとされるイタリア・フィレンツェ出身の探検家アメリゴ・ヴェスプッチの名に由来すると言われている。「アメリゴ・ヴェスプッチ号」は、8月30日に日本を出航し、次の目的地であるオーストラリアのダーウィンに向かう。
入場料は、無料（※飲食など一部別途料金が発生）。入場予約は、下記のサイトから。
＜Information＞
ヴィラッジョ・イタリア
開催期間：2024年8月26日〜2024年8月30日
入場予約サイト
https://tourvespucci.it/jp/tokyo-august-26-30-2024/#program
会場：東京国際クルーズターミナル
text by STARRing MAGAZINE 編集部
