バレエダンサーを迎えた特別イベント「柄本弾と過ごす夜 - Soirée à “La Scène”(ソワレ・ア・“ラ・セヌ”)」メルキュール東京日比谷
東京バレエ団プリンシパル 柄本弾
「メルキュール東京日比谷」



ホテル「メルキュール東京日比谷」は、東京バレエ団プリンシパルの柄本弾(つかもと・だん)を迎えて、地下1階のフレンチレストラン・カフェ&バー「ラ・セヌ」で4月8日に特別イベントを開催した。
劇場文化の聖地の日比谷に、2023年誕生した「メルキュール東京日比谷」のデザインコンセプトは「劇場の舞台美術(Stage Art)」。華やかな照明、緞帳、衣装、座席、映画のフィルムなどからインスピレーションを得たデザインが随所に散りばめられている。会場となった「ラ・セヌ」の吹き抜けの空間に輝く天井のシルバーのオブジェは、パリ・オペラ座最高位のダンサー“エトワール”が舞い踊る軌跡、中央の椅子は監督のディレクターチェアをイメージしている。
イベントゲストの柄本弾は、令和6年度(第75回)芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した東京バレエ団プリンシパルで、今後ますます活躍が期待される人気ダンサー。国内外の数々の舞台で主演、『ザ・カブキ』ではパリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場で主役の由良之助役を踊って世界の劇場に立った。今後の東京バレエ団公演では、今年4月『眠れる森の美女』、5月『ジゼル』、6月『ザ・カブキ』の主演を務める。
イベントでは、冒頭にショートパフォーマンス! その後は乾杯、トークや質問コーナー、柄本さんとお客様が一緒に撮影の個別フォトセッションなど、いずれも特別な体験内容だ。
■トーク、質問コーナー(*プライベートから舞台に関することまで、コメント抜粋)
令和6年度(第75回)芸術選奨舞踊部門 文部科学大臣賞の受賞について
「そのような大きな賞を頂けるとは思っていなかったので、最初は何かの間違いではないかと思いました。お祝いのメッセージやお言葉などを頂くにつれ、本当に受賞したのだということを今頃になってやっと実感しています。今日は、皆様にお祝いして頂けて嬉しいです。これからも、しっかり頑張っていこうと思います。応援どうぞよろしくお願いいたします」
家族がバレエを習うきっかけ
「僕には兄と姉がいて、先に二人がバレエを始めていました。甘えん坊だった僕は、同じことをしたかったらしく、自分からバレエをやりたいと言い始めたみたいです。その後、いろんな習い事もしましたが、特にバレエの影響は大きかったようです」
好きな食べ物
「お肉です。基本的に食べることが好きなので一つと言われると難しいのですが、魚や和食など、いろいろ好きですね」
海外の劇場での経験
「海外の劇場の観客はシビアで反応が分かりやすいので、良い舞台だった時は、凄く拍手を頂きます」「パリ・オペラ座で踊った時は、舞台に傾斜がついていて、日本のダンサーとしてはそのような劇場で踊ったことはなかったので、調整が大変でした」
ベジャール振付『ザ・カブキ』について
「芸術選奨文部科学大臣賞受賞の選考理由にも『ザ・カブキ』を選んで頂いて、やはりこの作品は自分にとっても特別な位置付けです。20歳の時に踊って、もう15年経つ作品なのですが、東京バレエ団にしかない作品を選んで頂いたことも嬉しかったです。昨年、久しぶりに踊らせて頂き、それほど時間が経たずにまた今年の再演で踊ることができるのはとても有難く思います。大好きな舞台作品をもう一度踊れるので、今からわくわくしています。ぜひ劇場にいらしてください」
フォトセッション中
特製のお土産。サイン入りトートバッグ、アクリルスタンド 、フィナンシェ
『ボレロ』や『ジゼル』のアルブレヒトなど、出演作品や役からイメージしたウェルカムドリンク
イベントにて撮影
『ザ・カブキ』では、現代の青年が刀を手にした途端、『忠臣蔵』の世界にタイムスリップする。イベントでは、この印象的なシーンのポーズをお願いされて実演!
当日は特製のお土産も用意され、参加ゲストは「ラ・セヌ」のイベント限定コース料理と共に特別な一夜を愉しんだ。
<Information>
text by STARRing MAGAZINE 編集部
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