桜を堪能する「芦ノ湖畔の一本桜BAR」プリンスグランドリゾート箱根に泊まる春の箱根旅
「芦ノ湖畔の一本桜」夜桜の様子。例年、4月遅めに満開の見頃を迎えることで有名
今年は、桜を眺めながら愉しむ「芦ノ湖畔の一本桜BAR」が桜の下にオープン!
(撮影:先行体験)
「ザ・プリンス 箱根芦ノ湖」宿泊者限定で、今年初開催
箱根園水族館にも春到来。ケープペンギンのお花見散歩
見頃の期間中、ライトアップされる樹齢100年の見事な大島桜。夕方以降は静けさを取り戻す落ち着いた雰囲気
春の箱根、大自然と温泉地の魅力を巡る
箱根では多種多様な桜が存在し、開花時期が異なるため、約1ヶ月かけて桜のお花見があちこちで愉しめる。「芦ノ湖畔の一本桜」は、箱根山の麓から徐々に桜が咲き始める「箱根の桜の山のぼり」の終着点とされ、箱根では最も遅咲きの桜。芦ノ湖畔の春を彩る樹齢100年の1本桜は、富士山の形をした壮観な桜で、例年4月下旬頃に満開を迎える。
今年は、「芦ノ湖畔の一本桜BAR」がオープン!「ザ・プリンス 箱根芦ノ湖」が、2025年4月19日〜27日までの土・日曜日に宿泊者限定で初開催する。ホテルから徒歩5分の距離にある箱根園内にあり、開花の時期に合わせて一本桜が夕方以降にライトアップされ、首都圏よりも1ヶ月ほど見頃が遅い夜桜花見を愉しむイベント。桜の下にバーカウンターを設置し、フリードリンクを提供する。富士山形の満開の桜を愉しみながらの一杯、という贅沢な体験ができる。
ドリンクは桜にちなんだもの。ソメイヨシノから抽出した「さくら酵母」を使って醸造したロゼ「さくらワイン」の華やかで上品なスパークリング、淡い桜色が風流で甘口の薫り豊かな地元酒造の桜酒の日本酒微発泡、ノンアルコールのさくら緑茶などを用意。縁台や和傘が、お花見の雰囲気を盛り上げる。
「芦ノ湖畔の一本桜BAR」
詳細は公式サイト参照
https://www.princehotels.co.jp/the_prince_hakone/sakura_night_bar/
プリンスグランドリゾート箱根で 、春の訪れを感じる旅へ。その魅力を紹介する。
湖畔に佇む神社を巡る箱根
ザ・プリンス 箱根芦ノ湖
昭和を代表する建築家・村野藤吾の曲線を生かした設計が優美な「ザ・プリンス 箱根芦ノ湖」。芦ノ湖畔にたたずみ、湖水と木々の緑に溶け込むような、自然と調和した安らぎのホテルに優しさや落ち着きが感じられる。自然との境界線を限りなく無くす設計がコンセプトで、芦ノ湖の景観が守られている。新鮮な地元の食材を多く使った「レイクサイドグリル」、村野藤吾デザインのシャンデリアや内装も美しいフランス料理の優雅な「ル・トリアノン」などのダイニング、蛸川温泉の「箱根 湖畔の湯」を備える。
ザ・プリンス 箱根芦ノ湖
https://www.princehotels.co.jp/the_prince_hakone/
モーターボートで春の芦ノ湖巡り、パワースポットへ
九頭龍神社は、芦ノ湖の九頭龍伝説が伝わる龍神信仰の聖地。「ザ・プリンス 箱根芦ノ湖」は、パワースポット巡りにもアクセスがとても便利なホテルだ。 ホテル周辺のパワースポットを巡る手段として、箱根園モーターボートがおすすめ。モーターボートで芦ノ湖から雄大な自然の景観を眺めると、山々や清い水の偉大な霊力を感じる。九頭龍神社からホテルへと続く、セラピーロードは芦ノ湖を眺めながら、気持ちのよい散歩ができる。
箱根では、心願成就で箱根神社、箱根元宮、九頭龍神社、白龍大明神を巡ることができる。
箱根 駒ヶ岳ロープウェー
1,357mの駒ヶ岳山頂に鎮座し、箱根神社の奥宮・天空の社殿と称される箱根元宮(はこねもとつみや)の一番近くに着くのが、箱根 駒ヶ岳ロープウェーだ。リニューアルする箱根 駒ヶ岳ロープウェーの山頂 360°View エリア「芦ノソラ」が、今春4月25日にオープンを迎える。
九頭龍神社の水中鳥居
箱根元宮へは、箱根 駒ヶ岳ロープウェーにて山頂駅まで行き、そこから徒歩でご参拝。4/25には山頂に新スポットが登場!
絶景日帰り温泉 龍宮殿本館
「ザ・プリンス 箱根芦ノ湖」から程近い所にあるのは、「絶景日帰り温泉 龍宮殿本館」。「芦ノ湖畔 蛸川温泉 龍宮殿」の宿泊者はもちろん、本館では日帰りで蛸川温泉を満喫できる。芦ノ湖と富士山を同時に眺める絶景で知られ、箱根十七湯「蛸川温泉」に浸かる時間は至福だ。
80年以上も前に浜名湖にあった高級ホテルを移築したという本館は、入口から風情が感じられる。雄大な景色が外に広がるお食事処では、「小田原 籠清」のふわふわのさつま揚げや、箱根角山の湯葉を使う釜炊き湯葉粥を味わえる、昼食のご当地御膳が人気だ。
絶景日帰り温泉 龍宮殿本館
https://www.princehotels.co.jp/ryuguden/honkan/
箱根十七湯最高所の源泉「湯ノ花沢温泉」の露天風呂がリニューアル
箱根湯の花プリンスホテル
2025年5月1日にリニューアルオープンを迎える「箱根湯の花プリンスホテル」。自慢の露天風呂が開業以降、初めてのリニューアルとなる。箱根温泉の中で最も標高の高い位置にある「湯の花沢温泉」は、「蒸気造成温泉」である。地中から噴出する130°の蒸気と湯畑で沢水と掛け合わせて温泉を造成している。泉質は単純硫黄温泉で、乳白色のにごり湯は発汗作用があり、湯冷めにしにくく美肌の湯として知られている。女性露天風呂の大きさは現在の約1.6倍になり、より広くなる予定だ。標高の高さから星空も魅力の露天風呂は、今後はさらに新たな特別なひとときが感じられるだろう。
箱根の山々に囲まれた一軒宿。箱根十七湯の最高所に位置する自慢の露天風呂を持ち、湯畑がある
現在の露天風呂。自然に湧出しているような空間デザインに、5/1以降リニューアル予定
「絶景ゴルフカートツアー」
ホテルの目の前、標高が高く夏でも涼しい「箱根湯の花ゴルフ場」。GPSナビ付乗用ゴルフカートで散策体験もできる。相模湾も見渡せる標高935㎡の絶景が愉しめる。
プレーはもちろん、ゴルフカートに乗って散策もお薦め!
見晴らしの良いホール
露天風呂のリニューアルオープン記念品として、5月より銀座くの屋のオリジナル手ぬぐいをプレゼント(なくなり次第終了)。詳細は公式サイトまで。
箱根湯の花プリンスホテル
https://www.princehotels.co.jp/yunohana/
春の箱根の思い出を、自分だけの芸術作品に
箱根仙石原プリンスホテル
まるでお伽噺に出てくる、古城のような建築で、ホテルそのものが美術館のよう。館内にアート作品も飾っている「箱根仙石原プリンスホテル」では、食べられる芸術作品を完成させる「春の食べられるアート体験〜和フタヌーン〜」を3月1日〜5月6日まで開催中だ。
「春の食べられるアート体験〜和フタヌーン〜」
世界に一つだけの「食べられるアート」は、春の箱根を愉しみながら、思い思いの感性で自分だけの一皿を造り上げる、ユニークなスイーツ体験。真っ白な洋風いちご大福をキャンバスに、作品を造りながら絵を描くように、生クリームやご当地食材の「あんクリーム」や、エディブルフラワーなどをトッピング。色鮮やかな絵の具に見立てた「あんクリーム」には、三島にんじんや足柄茶、ニューサマーオレンジなど地元の食材が使われている。色彩だけではなく、食材の香りや風味も感じられる。プレートには、桜のデコレーションがほどこされていて、春の箱根の旅をより一層感じる。また、テーブルの上でカジュアルに抹茶を点てる「モダン茶道体験」で、淹れたて抹茶と共にスイーツを愉しむ趣向だ。春の食べられるアート体験の詳細は、公式サイトまで。
https://www.princehotels.co.jp/hakone-sengokuhara/plan/grill-lobbylounge/art_sweets_spring/
洋食シェフとパティシェが考案した、スイーツのアート体験! 外に雄大な山々の自然が広がるレストラン「グリル」にて開催
お伽噺の城のような外観
美術館も多く自然を感じる箱根の地で、ゆったりとした宿泊を。半円のアーチの窓や、らせん階段、スペインの調度品、レトロなシャンデリアなどから表現された、古城のような雰囲気
箱根仙石原プリンスホテル
https:/www.princehotels.co.jp/hakone-sengokuhara
<Information>
プリンスグランドリゾート箱根
https://www.princehotels.co.jp/hakone-area/
photo & text by 鈴木陽子(Yoko Suzuki)
CS放送舞台専門局、YSL BEAUTY、カルチャー系雑誌ラグジュアリーメディアのマネージングエディターを経て、エンタテインメント・ザファースト代表・STARRing MAGAZINE編集長。25ヶ国70都市以上を取材、アーティスト100人以上にインタビュー。