日本初上陸のミュージカル『SIX』、来日版公演オープニングナイトで、日本キャストが語る!

日本キャストが囲み会見に登壇、王冠ポーズ!

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来日版『SIX』初日公演を観劇し、現在稽古中の日本キャストが初日特別アンコール参加のあと、囲み会見に登場! 世界基準のオーディションで選ばれた、稽古真っ只中のキャストたちのリアルなコメントが、作品の魅力を語る。

ガールズパワーの雰囲気が感じられた囲み取材では、日本版キャストも興奮した来日版公演の感想、世界基準の稽古場、日本版キャスト公演へのメッセージを中心に、それぞれが回答。

各国のクイーンが存在する『SIX』で、公演スタッフにもJapanese Queens、SIX JAPAN Queensと呼ばれる日本のクイーン達。お互いのコメントに他のキャストがリアクションし、歓声や拍手、エピソードに頷くなど、会見でも盛り上がりを見せた様子を紹介!


<日本キャスト版>
キャサリン・オブ・アラゴン:鈴木 瑛美子/ソニン(東京公演のみ)、アン・ブーリン:田村 芽実(東京・愛知公演のみ)/皆本 麻帆、ジェーン・シーモア:原田 真絢/遥海、アナ・オブ・クレーヴス:エリアンナ/菅谷 真理恵、キャサリン・ハワード:鈴木 愛理/豊原 江理佳、キャサリン・パー:和希 そら/斎藤 瑠希

*全役Wキャスト・各役五十音順
☆下記、キャストコメントも同順(敬称略)

 

刺激的な来日版公演!

鈴木瑛美子
出演するのでステージングなど、ここはこういう風になるのか!と思いながら、つい観てしまいました。一番刺激的だと思ったのは、それぞれのクイーンが同じ役をしたとしても、その人が持っている本当の個性を絶対に無くすことなく、役になっていたこと。やはり、自分を探していかないといけないと思いました。

ソニン
初めて観た『SIX』は、刺激的。数日間に稽古で全部を受け終わったので、完成形を観た瞬間、もう作品の最初から涙が出て、叫んで、泣いて、笑って…日本に初めて上陸した『SIX』をご覧になったお客様が同じ風に感じてくれたら。この興奮のまま日本キャスト版上演に持っていきたい、また稽古を頑張ろうと思いました!(SIX JAPAN Queens「フー!(笑、歓声)」)。私たちの本番もお客様に楽しんでもらいたい、勇気と励ましと色々な思いをもらった観劇でした。

 

日本キャスト版の初日は1月31日!


SIX JAPAN Queens
(「残り1ヶ月を切った」ことに「フー!(歓声)」)

田村芽実
毎日、己の限界までそれぞれ追い込み、そうしないとこの『SIX』という作品をお届けできないのでは、と思う位。出演者の仲間もレベルが高く、エネルギーに溢れていて、皆んなに支えてもらい、支え合いながら命懸けで頑張っているところです。こんなにきついけれど頑張れるカンパニーはないと思えるほど。それだけ見応えがある作品だと思います!(SIX JAPAN Queens「分かる!(皆頷く)」)

皆本麻帆
観劇してアスリートだなと。6人の王妃それぞれが魅力的。でも、ここにいる王妃12人もとても魅力があるので、きっとお客様に楽しんで頂けると思いながら、明日からの稽古も励みたいと思います!

史上初 ! 23人のクイーンが一堂に会した初日カーテンコール

原田真絢
きょうの初日アンコールは、1秒に感じる位、あっという間でした。来日版キャストの公演から受け取るバトンのようなものが凄く大きくて、日本版公演もしっかり盛り上げていきたいと思える、背筋がピンとするような時間でした。

遥海
23人の王妃たちがこのように集まるのは、世界でも初めてと伺いました。皆んなが集まって同じ場所にいて、本当に、バトンというのがその通り。受け取って頑張りたいという気持ちが、改めて強くなりました。

UK、JAPANのクイーン同士、共感!

エリアンナ
舞台はヒントになるどころか答えも頂き、皆んなで「「あぁ〜(なるほど、の意味合い)」と。演出では観にきてくださる方の目を見てと言われ、稽古場でも目の前のスタッフの方々や出演者を見ているのですが、客席でキャストと目があった瞬間に凄く大事なことだと思いました。心に刻み、会場に来てくださるお客様と一つになれるように頑張ります。

菅谷真理恵
まだ私たちはステージに立っていないけれど、同じ稽古をしている時間を過ごして、彼女達も初日のステージに立っているんだと感じました。細かく守らなければいけないことの理由もしっかりあるし、同じ役同士、目が合った瞬間に感じることが一杯ありました。言葉は違うけれど同じ台本で、同じ演出、同じ振付を受けて現在の作り上げている段階だからこそ、エネルギーの交換のような感じが嬉しかったです。東京を駆け抜けてくれたまま、バトンを受け取る私たちに変わっていくのが楽しみです!(SIX JAPAN Queens「イェーイ!」)

世界基準の稽古!

鈴木愛理
稽古期間は、ブートキャンプと呼ばれる体力作りの期間からスタートしました。この作品はヘンリー8世と6人の妻、というと簡単に聞こえるのですが、セリフにあるように、歴史の多くが男性によって書かれてきた中で、ちゃんと女性一人一人の歴史があります。それをワークショップでもしっかりと伝えてくれる時間があって、体力作りもしながら、笑う日も泣く日も、ありました。本当にかけがえのない12人で、まだ幕が上がっていませんが終わるのが凄く悲しい!(SIX JAPAN Queens「ずっと言ってるよね!(笑)」)

豊原江理佳
毎日、支えられること、支えることを稽古場で感じています。稽古を始める前に、キャスト、演出、クリエイティブチームやスタッフの方々含めて、全員で輪になって感謝の気持ちを一言ずつ話して「よし、今日もやろう!」と全員でひとつの気持ちになってから、覚悟を持って日々臨んでいます。毎日が体力的にも厳しくても、一人じゃない、皆んながいる、そんな稽古場です。その団結力を観にきて欲しいと思います!

クイーンダムの皆様に向けてメッセージ!


SIX JAPAN Queens “Queendom”の言葉に向けて歓声が上がる「(フーフー!)」「(ヒュー!)」)

和希そら
今日の来日版公演のパフォーマンス、凄い盛り上がりでした! 日本版をご覧頂く皆様にも盛り上がる準備を今からしていただければ嬉しいです。ヒューヒュー、ウォーウォー言いながら、(SIX JAPAN Queens「大事!(笑)」)、レスポンスを頂けると。ご観劇の当日は、朝から発声練習をしてもらえると嬉しいです!

斎藤瑠希
ポップな音楽に溢れた作品。そこには王妃たちの歴史が込められ、作り上げられています。作品を観てから王妃たちの歴史を調べるのか、調べて観に来て頂くのか、皆さんにお任せするので楽しめそうなどちらかを選んで、観にきて頂ければ嬉しいです!


来日キャスト版、オルタネイト(代役)やスイングを務めるキャストも登壇。「日本キャストとのカーテンコールは、大きな一つのファミリーのような感覚」「世界の反対側にいる日本キャストと集結することができて、感動的だった」などコメント。

演出補 アレクサンドラ・スペンサー・ジョーンズ(中央)、振付補 ニコール・ボンジー(右)、音楽スーパーバイザー補 ケイティ・リチャードソン(左)も登壇。「作品メッセージは『自分らしくあれ』ということ」、日本キャストに関しては「プロフェッショナル精神に溢れながら、実験する冒険心もある」と評価!

来日キャスト、UKツアー

特別カーテンコール、囲み取材、公演関係者の初日パーティ、その全てのオープニングナイトイベントにおいて、日本での上演を嬉しく思っていること、日本キャストが温かく一つの作品カンパニーに迎え入れられていることが感じられた。日本キャスト版は、日本語での作品初演にも注目だ。

舞台は、他のクイーンがメインで歌っている間もパフォーマンスを続けるノンストップ休憩なしのスタミナ、作品を表現する舞台上の技量、本人の個性が求められる。キャスティングには、6名の王妃役それぞれに、ビヨンセ、マイリー・サイラス、アデル、リアーナ、ブリトニー・スピアーズ、アリシア・キーズなど、現代ポップスターのイメージが当てはめられている。

公演中は、グローバル基準で選ばれた声質とその感性、各国のクイーン達/Wキャストの輝く個性を目の当たりにし、来日版キャストと日本キャスト版を両方観る幸運な観客は連続上演の醍醐味を愉しむことになるだろう。

ミュージカル『SIX』来日版公演は、1月26日まで東京・EXシアター六本木にて上演。日本キャスト版公演は、東京・EXシアター六本木にて1月31日〜2月21日まで、愛知・御園座にて2月28日〜3月2日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて3月7日〜16日まで上演。

最新情報は、データ欄の公式まで。

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<Information>

ミュージカル『SIX』
https://www.umegei.com/six/

公式X
@sixthemusicalJP

 

text by STARRing MAGAZINE 編集部

 

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