日本初上陸のミュージカル『SIX』、オープニングナイト！

総勢23人の来日版全キャスト＆日本キャストによる初日特別カーテンコール！ 2025年1月8日　EXシアター六本木

囲み会見に日本キャストが登壇
キャサリン・オブ・アラゴン：鈴木瑛美子／ソニン（東京公演のみ）、アン・ブーリン：田村芽実（東京・愛知公演のみ）／皆本麻帆、ジェーン・シーモア：原田真絢／遥海、アナ・オブ・クレーヴス：エリアンナ／菅谷真理恵、キャサリン・ハワード：鈴木愛理／豊原江理佳、キャサリン・パー：和希そら／斎藤瑠希
＊全役Wキャスト・各役五十音順

ミュージカル界を席巻する話題の作品が、遂に日本上陸を果たした。英国キャストによる来日版の後には、日本キャスト版を連続上演！

あらすじ
英国史上最も有名な暴君として知られている英国王ヘンリー8世の、6人の元妻たちが各々の劇的な人生をポップ&ロック調のキャッチーな楽曲で歌い上げる、80分間のノンストップライブパフォーマンス仕立てのミュージカル。

来日版初日オープニングナイト！

「Hey, Queendom！」と呼びかける開演前アナウンスに続き、1曲目の「♪EX-WIVES」で、キャサリン・オブ・アラゴン役による「and tonight TOKYO, we are…」の掛け声から、6人の元妻たち（EX-WIVES）が「LIVE！」と歌って現代に甦り、幕開け。

暗転から一転、6人の王妃＝クイーンたちによるパフォーマンス、メッセージに酔いしれるノンストップ80分の上演。 Queendomとは、世界中に存在するミュージカル『SIX』のファンを指し、共に盛り上がるファンダムの呼称だ。

この日は日本キャストもラストに呼び込んで、史上初、総勢23人のクイーンたちによる初日特別カーテンコールが行われ、全員で「SIX」のキメのポージング！日本初上演のオープニングナイトにふさわしい最高潮の盛り上がりを見せた。

6人の元王妃たちの壮絶な運命。それぞれに過酷な人生を送った彼女たちは、現代に蘇りポップスター・ユニットのようにガールズバンドを組んでマイクを握り、「誰がいちばん悲惨な目にあったのか」でリードボーカルを決めることにして競って歌う。

歌詞は「Divorced(離婚)、Beheaded(打首)、Died(死亡)、Divorced(離婚)、 Beheaded(打首)、Survived(死別)」と6名が辿った人生のキーフレーズが、劇中で何度も音楽に乗って歌われる。英国では学校でも習う、ヘンリー８世と結婚した6人の妻たちの壮絶な運命だ。

「彼」の物語（HIS STORY＝HISTORY）ではなく「彼女たち」の歴史を、自らのパフォーマンスで伝えて魅せるアイデアが奇想天外なユニークさで、意味がある。

作品を生んだオリジナルクリエイティブの原作者トビー・マーロウ&ルーシー・モスが考えたのは、歴史の大部分が男性たちによって語られてきた彼女たちに自らの体験を語る声を提供すること。

さらに、舞台は従来のミュージカルとは一線を画すポップ・コンサートのスタイルという斬新さ。真面目過ぎず、コミカルでパワフル、楽しく華やかさもあり、けれど大切なメッセージに向き合っている。

だから、6人の王妃の人生が「HISTORY」ではなく「HER-STORY」として歴史の物語が塗り替えられ、生まれ変わる痛快さに満ちている。

そして、今から約500年前の英国のテューダー朝時代のみにとどまらず、『SIX』は現在の私達にも刺さるマニフェストで、明らかな意図を持って制作されている。

（参考：公演パンフレットマーロウ&モス談）

その表現スタイルはキュート！悲劇的なキーワードがポップに昇華され、ブーツを履き、ガーリーでハードなコスチュームを身に纏い、王冠のモチーフを頭に載せたクイーンたち。6人が見事に違って輝く見せ場を、個性的な歌声、音楽表現、キャラクター、振付の踊りで魅了し、それぞれの存在が煌めく。

オープニング「♪EX-WIVES」からラストの「♪SIX」に至るまでの新たな「人生」を物語る“歴史リミックス”（造語 historemix, History＋re-mix）、さらには観客のクイーンたち、Queendomも一緒に参加できる「♪The MegaSIX」の一連の流れが、実に爽快！カーテンコールは、会場の合図で写真や動画を携帯撮影OK、SNSアップも可能だ。

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日本初上陸のミュージカル『SIX』、来日版公演オープニングナイトで、日本キャストが語る！

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