新国立劇場バレエ団ダンサー 柴山紗帆、速水渉悟 プリンシパル昇格!
新国立劇場バレエ団ダンサーの柴山紗帆、速水渉悟が2023/2024シーズンよりプリンシパルに昇格する。発表は、6/10〜18上演の『白鳥の湖』6月17日夜公演のカーテンコールにて、吉田都芸術監督より観客の前で行われた。
*敬称略
夜公演は、速水渉悟さんがジークフリード王子役のデビューを果たして拍手喝采に包まれる中、舞台上演後のサプライズ発表となり、観客は大いに沸いた。続いて、柴山紗帆さんもステージに登場し、劇場内がお祝いムードとカンパニーによる素晴らしい舞台の余韻に包まれた。
柴山紗帆 SHIBAYAMA Saho <プリンシパル>
東京都出身。田中洋子、スヴェトラーナ・オシエヴァ、デニス・マーシャル、マジョリー・グルントヴィに師事。バレエスタジオ DUO、ハリッド・コンサーヴァトリー、ピッツバーグ・バレエシアター・スクールで学ぶ。2014 年にソリストとして新国立劇場バレエ団に入団し、『くるみ割り人形』『シンデレラ』『白鳥の湖』『ラ・バヤデール』 『ドン・キホーテ』『ライモンダ』『竜宮 りゅうぐう』『ジゼル』『コッペリア』『夏の夜の夢』の主役やバランシン『テーマとヴァリエー ション』『シンフォニー・イン・C』第一楽章を踊り、好評を博した。21年ファースト・ソリストに昇格。
京都府出身。ジョン・クランコ・バレエ学校を経て、2015年ヒューストン・バレエに入団。2015年ユース・アメリカ・グランプリ NY ファイナルシニア男性の部で金メダル、審査員特別賞を受賞。2018年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。20年『ドン・キホーテ』で全幕主演デビューを果たし、『竜宮 りゅうぐう』『ジゼル』『くるみ割り人形』『コッペリア』『夏の夜の夢』の主役のほか、『ラ・バヤデール』黄金の神像、『アラジン』ランプの精ジーン、『ライモンダ』アブデラクマン、『ロメオとジュリエット』ベンヴォーリオ、『不思議の国のアリス』ルイス・キャロル/白ウサギなど 主要な役を踊る。21年ファースト・ソリストに昇格。
<Information>
新国立劇場バレエ団ダンサー 柴山紗帆、速水渉悟 プリンシパル昇格のお知らせ
■新国立劇場バレエサイト
https://www.nntt.jac.go.jp/ballet-dance/
柴山紗帆さん、速水渉悟さんは、エデュケーショナル・プログラム『白鳥の湖』にも出演決定
text by STARRing MAGAZINE 編集部